【オ〇ニーの見せつけ合い】葛城事件を見たよ。

 

こんにち、

生きてるだけで儲けもん!

せいです。

 

クリーピーに続きnetflixでオススメされた葛城事件を視聴しました。

葛城事件

葛城事件

 

 邦画はあまり見ないのですがせっかく西島&香川コンビの映画を楽しんだので、そのテンションで流し見。

 

特に謎も何もなくネタバレがあってもさほど重要ではないと思うので気にせず勝手に思ったことをつらつらと書きなぐっていきます。

 

とにかく言いたいのはこの3点。

  • オ〇ニーの見せつけ合い
  • 機能不全家族の末路
  • 父親の求めていたもの

 

うちも完全な機能不全家族で、そして両親も機能不全家族で育ったのでいろいろなことを考えながら見たよー。

 

簡単なあらすじ(?)

 

主人公は死刑反対の思想が行きすぎ、通り魔を引き起こし死刑が確定した男と獄中結婚を果たす。何故男は通り魔事件を引き起こしたのか?それまでの過去を遡りながら、同時に男の家族になりたいと願う主人公と男の交流で物語は進む。

 

壮絶なオ〇ニー

 

主人公が男の父親に「お前がやっているのはオ〇ニーだ」と思いっきり罵倒され、彼女は何も言い返せませんでした。でも彼女だけでなく、その彼も壮絶なオ〇ニーをしていただけだったと、猛烈な皮肉。だってみんな相手のことなんか何にも考えてないんだもん!みんな自分が大好き大好きで仕方ないってはっきり言え!

筆頭して主人公は死刑廃止論を掲げその理想のために全く見ず知らずの通り魔事件の犯人である男と結婚します。こんなに整った外見なのにそんな異常なことをするなんて絶対何かしらの何かが過去にあったな。とにかく偽善的な顔して綺麗事しか吐きません。最初から最後まで。人間の可能性を信じたい。死刑と言う絶望で希望を奪いたくないと訴えるんだけど、お前は神かなんかなのかよ?と。だって自分と同じ人間の可能性が~とか希望が~とか、自分のこと純粋で悪意のない清らかな存在とでも思ってなければそんなこと思えなくない?(笑)もうなんかわかんないけど怖いよぉ。性善説が行きすぎて言ってることがわからない。怖い。そんなこと思いながら、「家族になりたい、あなたを愛する!」と男に叫ぶんだけど、結局は男の父親に語ったように「彼には私みたいな人間が必要なんです。」と自分本位だなぁ。彼女は言ってることが、「私の理想のためにお前を都合よく使うぞ」なのにそれが相手のためでもあると信じ切ってるのが理解できなくて怖い。他人はおもちゃじゃありません。登場人物みんな頭おかしいけどこの人が一番頭おかしいです。自分が一番可哀想で一番正しくてでも汚い世間に虐げられてる…みたいな悲劇のヒロイン思想の人間本当だめ。

 

機能不全家族の末路

 

犯人の男は厳格で自分が法だと思っている支配的父親と悲劇のヒロイン気取りの頭が緩い母親の元で育ちます。(ママが宇宙すぎる。)男の兄は支配的な父親の期待をもろに受け、のちに自殺しました。ある程度大人になると人間みんな自分の始末は自分でつけなければいけないし、人生の出来栄えを家庭環境のせいににすると世間ではそれは甘えだと殴られます。

男も男の兄も、家庭環境…両親の育て方によって人間としての土台を基盤を、ボロボロに作り上げられてしまって、その上に物を積み上げられずに育ってきてしまいました。上部な土台じゃないからね。上手な物の積み上げ型も教え貰えなかったのかも。

凄惨な過去がある人間は罪を犯していいなんてことは思ってないし、機能不全家族で育った人間がみな犯罪を犯すわけでもないし、罪を軽くしてほしいとも思わない。ただただ悲しい。同情と哀れみ。

どっちかというとせいは犯人の男のタイプで、今お付き合いしている人は男の兄タイプ…。

うまくまとめられない(´・ω・`)

当たり前に殺人はやってはいけないことだし、ましては全く関係のない他人の命を奪うなんて言語道断だよ。でも彼の父親がしたことも殺人だったと思うんだ。自分の子供達の人間性を殺しに殺した。それは目に見えないけど。悲しいなぁ。

 

父親の求めたもの

 

最後男の父親は主人公に迫り、自分も人を殺せばお前は俺と結婚するのかと吐露しますが本当こいつどんな神経してんだ!(笑)

せいが途中で思ったのが、主人公と男の母親(宇宙人)が似てるということです。男の母親は自分の長男(男の兄)が自殺した後も意味わかんない話をしてケラケラ笑って過ごしていました。好きでもない奴と結婚したという意識から常に被害者意識が強く、悲劇のヒロイン面。ほら、まさに主人公と一緒。

父親結局何したいの?って思うんだけど、この人が求めていたものこそ愛と家族だったのではないかとせいは思うんです。でもそれをうまく言葉にはできない、男としてのプライドがあるからね。自分の愛した女には逃げられ否定され、長男は自殺、次男は犯罪を犯し、一家離散。そこに自分の愛した女に似た主人公が、「彼をわかってあげたい、愛したい」と現れた。何で自分ではないのか?自分はやるべきことはやった。あいつは何も正しいことなんてせず犯罪まで犯したのにどうして?自分も人を殺せば愛を、家族を得られるのか?

もう主人公こいつじゃない?(笑)

 

結局オ〇ニーしていた二人には希望は与えられませんでした!

よかったよかった。(?)

 

あと、若葉竜也さん(犯人の男役)の方、目がヤバい奴だったんですけどあれが演技だったらすごい。まるで黒いコンタクトレンズ入れたような井戸みたいな目をしていらっしゃった。ちょっと雰囲気が染谷将太さんにも似てます!

彼の作品ちょっと調べてみようっと!

 

今回はこれにて終了~。

読んでくれてありがとうございます♡

 

せい